こんにちは。今回は「施工図の書き方はこれだ。独自ではないんだぞ」というお話をしたいと思います。
施工図には書き方があります。独自のルールで職人が分かればいいというわけでもありません。しっかりとした表現があります。
何度もいうようですが、施工図でもなんでも先人がやってきたことを素直にうけいれましょう。特に施工図の書き方なんかはたくさんの本がでていますから、それを購入して勉強すればいいだけです。
僕なんかは、施工図を書くのが超めんどくさいので、類似の施工現場があれば、知り合いにたのんだりして、その施工図のデータ自体を手に入れます。それをパクリ、その現場に合わせて修正するばいいだけですから。
このように、現場監督なんて所詮一から作り上げていくわけでなく、先人がたくさん行っていることをパクリアレンジすればいいだけです。
それを、着工時と竣工時はやることがたくさんありすぎて、現場監督は激務だ!
なんて言っているヘボ監督にはならないでください。
施工計画書にせよ、安全管理書類にせよ、過去だれかがやったこと、書類などパクリアレンジすればいいだけで、つまり作業にすぎないんです。
工程にしたって、作業手順にしたって、やることは決まっています。決まっていることを共有するために、事前打ち合わせをして、決めていくだけなんです。
激務でも何でもない、作業がきついだけで、クリエイターや企画を考える人、商品を考える人、イベント会社などに比べれば産みの苦しみは皆無です!!という僕の経験談ですが異論がある人は、是非お待ちしてます。
まあ、はなしはそれましたが、施工図は本を購入し勉強してください。しっかり決まりがありますから。
施工図の基本
この「施工図の基本-描き方・読み方の手引き」は、仮説計画図からあります。とても実戦向きで、2004年だからといって古いと思わないでください。施工図なんて昔から変わってませんから。先人にしっかりと学びましょう。
千地区施工図作成手順と技法
この本は役立ちます。というよりこの本を手放せません。新人当時は先輩にもらい、この本を見ながら、ドアまわりの施工図、天井伏図など描きました。そのまま描くだけでいいんです。たくさんたくさん描いてください。超良書であります!
住宅設計詳細図集
現在は住宅関係の新築やリフォームが多く、この詳細図集が手放せません。特に新人くんにおすすめで、とてもわかりやすく、この本の目的「本書が建築を愛する人々や若い建築家の手元におかれその一助となれば幸いである」というように、わかりやすく、理解しやすいようにさまざまな工夫があります。是非購入して勉強してください。
以上3つ紹介しました。まだまだたくさんありますが、まずはこの3つを購入して勉強してください。