現場でハツリ作業があったときどんな工具を使えばいいのか、どのメーカーがオススメなのか今回いくつか紹介させていただきます。
ちなみに、ハツリとは、一般的にはコンクリートの躯体、要は基礎などを、電動ハンマーにより、(コンプレッサーのブレーカも言うが)叩き壊すことを言います。
解体作業で、必ず使うものですが、実は現場監督も使う場面が、あるんです。
はい、ミスしたとき使うんです!例えば、開口部の収まりが、施工図不足で施工を行ってしまい、建具が収まらない時、ハツリ作業を行わなければならない。これよくあります。まあ、あってはいけないことですが、正確に言うと、現場監督なりたてのころはよくあります。ハツリ作業としては、ものすごい量ではなく、監督でもハツれる程度なので、監督自身でちゃちゃっとやることをおすすめします。
これくらいのことで、解体屋さんとか使うのは実にもったいないです。
ただし、ハツる箇所が多い場合は別ですが。
それでは、ハツル手順を説明しましょう!
まず、第1にハツル部分を施工図と照らし合わせます。測量を行い、ハツル箇所の墨だし(マーキング)を行います。第2にコンクリートカッターで切り込みを入れていきます。これは、いきなりハツルときれいにハツれないばかりでなく、最後補修するとき、ガタガタしていては、いい見栄えになりません。後のことも考えてハツりましょう。
第3にいよいよ電動ハンマーにてハツリます。ピッグ(ハツル棒のこと)は場合によってヒラを使うこともありますので、状況をしっかりと判断しましょう。
サンダーとコンクリートカッタ-
電動ハンマー
やっぱりマキタがオススメです。
いかがでしたでしょうか。現場監督は、施工図を描き、現場への指示を行い、安全管理、原価管理、工程管理などたくさん仕事がありますが、現場での作業も大事な仕事であり大事なコミュニケーションであります。
道具を持っていれば、そこから会話になり、また、作業をしていれば、それを見た作業員は、自分たちもがんばろうという気になってくれたりします。
だから、こういった最低限の工具を持っておくことを本当にお勧めします。
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