まずは、着手前にすることとして協力業者との交渉
工事が決まり着工前となるといろいろと準備することがあるが、その中で最も力を注がなければならないのが、そう、業者との交渉です。交渉とは、値決めのことです。
当然、「この金額でやってほしい」というような流れになっていくのですが、気持ちがわかるだけにつらい作業なんですよ。
予算がない状況で、さらに安い価格で落札した現場なんかでは、少しでも利益を残すためには協力業者にお願いしなければいけない。
まあ、簡単に言えば業者をたたかなければいけないのだ。
それが、付き合いが長いほど、仲がいいほどつらいのですよね。
でも、冷たさも大事。冷酷さも大事。ときにはね。ずっとではだめです。
アメリカの交渉術であると、先輩にならった交渉術があります。
例えば、1200万円で請け負ってほしい基礎工事があり、予算は1400万円。ここで思い切って900万円でたのむ!とお願いする。当然、少し検討させてくださいとなる。
数日後1050かかります。なんとかお願いします。
となります。こっちとしては、苦しいけどわかりました。と言って契約成立となるわけです。
結果、200万円の利益がでれば良いところですが、この交渉により、+150万円の利益が上乗せされ350万円の利益が生まれます。
ただ、この交渉術今に時代には少し合わないようになってきました。
なぜなら、あまりにも浸透しすぎて、相手に「どうせはったりだろ」と読まれてしまいます。
だから、僕の今の交渉術は、そう、本当のことを言う!!
これにつきます。
しっかり利益を残したい!と思えばその熱い思いを語り、どうして利益を残す必要があるのかしっかりと背景を伝える。これこそが現代版の交渉術です。
いっしょにこの船にのりましょう!とストーリーを語る。こうゆう熱い思いを語ること大事ですよ。
だから、交渉は大事だし、思いを語ることも大事。
ただ単位「この値段でやってほしい!」というのはもはや通じません。
だって、今人で不足で、仕事が余っている時代に、上から目線でまるで奴隷のように「こででやってくれ」なんて通用しませんよね。
人はどれだけ熱をもって伝えるか、語るか、で人が動く!
人を動かすためには、もちろんお金も大事ですが、どれだけ熱をもって伝える、もちろん相手のことを考えて、伝えるかで人は動くものです。
橋下徹さんが言っていたことですが、
「人は死ぬとき、ああ俺の人生これでよかったなと思える生き方をしたい。死ぬ前に思い出せることって、熱を注入していたときだと思う。じゃなきゃ覚えてないよ」とおっしゃっていました。
たしかに、熱があることはよく覚えている。楽しいだけのこと、楽なことはそのときは、いいが、そこに熱がなければあまり覚えていないと思う。
人と、喧嘩するときも、真剣に、はらわって、話し合って、真剣に向かい合ったことは、そのときはつらくても、後悔はないし、やってよかったと思うし、そこに成長がある。こういうときは忘れない。
というようなことが、人生大事だし、僕も大事にしたいと思います。
熱を持つこと 意識して生きていこうと思います!!
ワクワク、ドキドキ、熱、感動、このキーワード大切にしていきます。
それでは!シーユーアゲイン!!!