コロナ時代、トヨタの影響が建設業にどう響くか
いよいよ大企業の倒産ラッシュが始まろうとしている今ですが、トヨタ自動車が3月期の連結業績予想が前年比の79.5%減になると発表しました。
うげー!ですね。利益がほとんどないに等しいです。
トヨタと言えば、日本を代表する企業であり、世界をリードする自動車会社です。
そのトヨタがこれだけの減収となると、これは日本にとっても大打撃となります。
たくさんの税金を納めているトヨタは日本にとって優良客ですから、税金の売り上げを上げているトヨタ様がこのようになっては、てーへんだー!ってなもんです。税収が減れば公共事業も減ります。
こうなってくると、トヨタ自動車も、設備投資を控えるようになると思います。
すると、建設関係の設備投資をしなくなる、例えば、工場の倉庫を新築したり、あるいは、建物の老朽化による建て替え、あるいは、支社ビルの内装替えなど、工事するはずのものを、緊急性がないということで、計画を止める可能性もあります。
また、トヨタ社員の、例えば大幅なリストラを今後行うとすると、これは大変です。
トヨタ社員が、住宅を建てようとしているとすると、リストラによってかなわなくなる、契約するはずの工務店が、失注してしまう。
こういった流れになるのです。
そして、これは、トヨタ自動車だけでなく、大企業や零細中堅会社の倒産など、今後おこりえる倒産ラッシュは、わたしたち、建設業に大きな損を与えます。
ウィズコロナでピンチをチャンスに!
まちがいなく公共事業、住宅着工数、など日本経済の中枢である建設業界へこれから大変厳しい状況がやってきます。
これは、ワクチンや特効薬が安定して出だす、1-2年後まで最低続くでしょう。
だったら、あきらめて、コロナとともに生きるしかありません。
このような、ピンチに耐えて、この状況に柔軟に対応し、変化していく、スピードをもって行動していけば、このピンチもチャンスになります。
この転換期に今まで通り同じことをする、おなじ体質で、おなじ考えで、精神論でがんばる会社は淘汰されていくでしょう。
明治の転換期も同じです。
あのころ、柔軟に対応した人たちが、この日本をつくってきました。
だから、できると思います。しっかり、変化して、行動して、生き残りましょう!!