「二級建築士の勉強方法具体的に知りたいので教えてほしい?」
「おすすめのサイトや動画などあるの?」
建築士(ただいま二級建築士所有)の私がこんな悩みを解決します。
「【独学で合格】二級建築士合格のため、勉強方法6つを徹底解説」を読んで、まずは、独学でも学べる方法を知ってください。知ると知らないでは雲泥の差、ここから合格への道が開けるのです。
前半では、独学で二級建築士になりたい人が行うべき勉強法「テキストや過去問を解く」について
3つ紹介し解説いたします。
後半では、独学で二級建築士になりたい人が行うべき勉強法「ブログやサイト、YouTube動画から学ぶ」について3つ紹介し解説したいと思います。
この記事を読んで、お役立ちになってくだされば幸いです!では、行ってみましょう!
前半:独学で二級建築士になりたい人が行うべき勉強法「テキストや過去問を解く」
国家資格として建築業界でも大きな価値があるのが「二級建築士」の資格です。
需要もあり建築会社内でも高い評価を得られますし、建築業界内での転職にもかなり有利になることを考えても、この業界で働いていくならばぜひ取得しておきたい資格と言えるでしょう。
一般的には建築が学べる大学や専門学校をメインに学ぶ人が多いですが、「独学で学びたい」という人も中にはいるでしょう。
前半では、そんな独学で二級建築士になりたい人が行うべき勉強法「テキストや過去問を解く」方法について解説していきたいと思います。
その1)二級建築士になる為の独学の基本は「テキストや過去問を解く」こと
独学の基本となるのは、高校入試や大学入試と同じようにテキストや過去問を解く方法です。
もちろん、まずある程度の知識を身につけてから過去問を解いた方が良いでしょう。
試験のことを考えると特に法規を苦手分野する人が多いため、早めに慣れることをおすすめします。
法規は問題の選択肢の内容の正誤判定を建築基準法が掲載された法規集で調べる問題で、非常に手間がかかります。
二級建築士の試験では、25問中、建築基準法関係が約22問、残りの3問は、建築士法や関連法規から出題さています。
しかし、知識を身につけひたすら過去問など演習をすることにより慣れてきて、理解度はもちろんのこと、問題を解くスピードも早くなるでしょう。
法令集に添付されているインデックスを活用することも重要です。
法規の試験の解答は全て法令集の中にあり、その法令集を試験に持ち込んでいいのですからなんとしても点数を稼ぎたいところです。
建築計画・建築構造・建築施工は出題傾向が変わらないため、最低でも5年分の過去問を3回は解き、正答率を上げることがおすすめです。
具体的には建築計画の過去の出題を分野別に見ると、環境工学7問、計画各論9問、設備7問、意匠建築史2問程度と、例年同じような傾向にあります。
2013年以降からは過去問にない問題が出題されるようにもなってきたため、過去問でも解く部分を完璧にマスターしておきましょう。
そして、製図試験対策としてはトレースで図面の書き方を覚え、素早く描けるようにします。
ただ、図面の書き方は課題の内容を理解することと、エスキスの作業は独学には限界があります。
その部分は経験がある人などはわかるかもしれませんが、無理に独学にするより通信講座を受けた方が良いでしょう。
実際、通信講座を受けるにしても独学と変わらない点もあり、独学よりもわからないところを質問することも可能です。
今までの通信教育というと、ただ授業を受けて試験があったりするというのですが、最近は自分が学びたいところだけ受けて、スマホで簡単にできます。
ある種、通信教育にお任せするよりも、独学の1つの手段として通信教育を受けるということも可能です。
その2)建築の知識を身に付けるにはどれくらいの時間が必要?
もちろん、独学でなくても知識を身につけるのには個人差があります。
知識があれば半年、まったく知識がなければ1年くらい期間が必要です。
具体的には仕事と勉強を両立するなら2~3時間、休日はほとんど勉強に充てた方が良いでしょう。
また、勉強法の例として1日に1時間30分を2コマで計3時間の学習時間がおすすめです。
なぜなら、1時間30分は集中力が持続できるからです。
さらに、落ち着いて勉強に取り組める静かな場所で、ルーティンとなるような環境づくりが必要です。
そして、試験を受ける際にはスケジュールを逆算すると先に難易度の高い法規と製図試験を多く時間を割き、暗記系はその後にしましょう。
コツコツと勉強するというのがあくまでも必要です。
これだけノウハウがあるだけですからあとは迷わず確実に点数を取れるようにするだけです。
その3)完全にゼロからのスタートならば先に実務を経験するのもおすすめ
大学で建築を学んだ、建設業界で実務経験があるなど、建築についてある程度知識がある方については、テキストや過去問を解くだけで問題ないでしょう。
逆に独学で2級建築士学科を学ぶのであれば建築業界で実務を経験してからの方がよりスムーズかもしれません。
二級建築士の受験資格でも、建築に関する学歴がない場合は7年以上の実務経験が必要というものがありますので、実務経験を積みながら独学で勉強するのは理にかなった方法と言えるでしょう。
前半のまとめ
今回は、独学で2級建築士になりたい人が行うべき勉強法である「テキストや過去問を解く」という方法について解説してきました。
独学で二級建築士を学びたいという人は、テキストや過去問を中心に勉強することで、確かな知識が身に付くはずです。
簡単な資格ではありませんが、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?では、後半へいってみましょう!
後半:独学で二級建築士になりたい人が行うべき勉強法「ブログやサイト、YouTube動画から学ぶ」
不動産業、建築業で収入を得ようと考えている人にとって非常に役立つ資格が、国家資格の「二級建築士」です。
二級建築士は、国家資格だけあってその難易度はかなり高く、かなりの時間と労力を掛けなければ取得することができません。
しかし、世の中には、時間や経済的な理由から「大学や専門学校に通って二級建築士を目指す」という一般的な方法が難しい人も多くいます。
そのような人は、「独学」によって二級建築士の試験に合格できる知識を得なければならないのです。
後半では、そんな「独学で二級建築士になりたい人」が行うべき「ブログやサイト、YouTube動画から学ぶ」という勉強法について解説していきたいと思います。
その4)二級建築士の独学法「ブログやサイト、YouTube動画」
参考書や過去問などを使って独学するのは、メンタル面で苦しいという人も多いはずです。
そんな人には、ブログやサイトから学ぶのがおすすめです。
検索するとわかりますが、自分の勉強したい部分だけ「キーワード検索」をするだけで必要な情報がピックアップされますし、二級建築士に関する知識も多数公開されているので非常に参考になります。
また、特にYoutube動画は二級建築士についてのコンテンツが多く、独学で試験を受ける計画や一発で二級建築士に合格する勉強法など紹介されている動画があるのでおすすめです。
もちろん、ノウハウ系だけではなく、自分の心の支えになるコンテンツもありますので独学している人にとってはありがたい存在になると思います。
そして、YouTube動画だと実際にどのように問題を解いていくかも参考にできます。
例えば、「建築士たぬき」さんのチャンネルでは、建築士になるための学科の面の動画や試験に合格した人の体験談、建築の面から建物についての動画などを公開しています。
その他のyoutube動画でも、2級建築士についてのことだけではなく一級建築士についての動画もあり、二級建築士よりレベルの高い一級建築士について知ることでさらに高みを目指し、モチベーションを上げることもできるはずです。
その5)得た知識をアウトプットすることで記憶の定着率をUPできる
独学で勉強する場合、友達に教えるということがないかもしれませんので、youtubeやブログ、SNSなどのコンテンツを利用してアウトプットするのがおすすめです。
自分が持っている知識をアウトプットすることは、記憶にどれだけ定着しているかを確認できますし、覚えていない部分を再度勉強しながらアウトプットできます。
また、アウトプットの効果としては以下のようなことが挙げられます。
・頭の中が整理される
・気づける
・発想力・思考力が高まる
さらに、ブログやyoutube、SNSでアウトプットをしているとコメントなどで二級建築士を目指す同士と交流を深められる場合もあります。
わからない問題を教えあったり、精神的にしんどい時期でも励まし合って乗り越えることができるはずです。
また、これらのアウトプットを1日に1回など定期的にすることで習慣化され、勉強の際にもスムーズに行動できます。
そして、ただアウトプットするのではなく何か目的を作ってアウトプットするとさらに自分の目標が具体化し、なぜ勉強するのかなど迷わず勉強に専念できるようになります。
このように、知識をアウトプットすることで友達やファンのほか交流ができ、より良い知識を提供したり、アウトプットだけでなく勉強すること自体が楽しくなって結果的に二級建築士への道が開けてくるはずです。
実際に独学でありながらも仲間や友達、ファンができることにより、試験での合格率が上がることもあるのです。
その6)「Yahoo!知恵袋」などの掲示板を利用するのも有効な手段
前記しましたが、独学では一人で勉強することから精神的に辛いことも多々あります。
他に頼る人がいない時は、「yahoo!知恵袋」やその他掲示板を利用してわからない問題を質問することで、親切な人が答えてくれる場合も多々あるのです。
また、掲示板であれば他に似たような質問をしてその解答があったりなど、実際に質問しなくても答えを探したり、理解することも可能です。
最近では専門家に質問することも可能ですので、確かな答えを得ることもできます。
後半のまとめ
今回は、「独学で二級建築士になりたい人」が行うべき「ブログやサイト、YouTube動画から学ぶ」という勉強法について解説してきました。
・ブログやサイト、YouTubeに情報をアウトプットして記憶に定着させる
・「Yahoo!知恵袋」などの掲示板を利用してみる
このような方法を実践することで、独学でも二級建築士の試験合格を目指すことができます。
時間的にも経済的にも大学や専門学校に通うことができないという人は、ぜひこのような方法を実践してください。
まとめ
今回は「【独学で合格】二級建築士合格のため、勉強方法6つを徹底解説」について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
二級建築士になりたい、でもお金も時間もないんだ!という方は、まずはこの方法を知り実践してください。
私も、二級建築士に関してはほぼ独学で勉強しております。
大丈夫です。その気になれば合格できます。
まずは、やってみることです。頑張っていきましょう!
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